野鳥撮影5年目突入、夫婦で鳥見奮闘記。目指せ日本で300種類


by atekichi
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北海道で鳥見旅行(6日目)②

今回の記事は長文です。(相方は勉強会のため夜まで帰ってきませんので、のんびり書きます)

なんとか、長距離を走り切った私たちは夕方に養老牛温泉に到着です。

今旅行での一番の楽しみであったシマフクロウを見るためです。

シマフクロウとは

以前は日本では全道に生息していましたが、森林伐採が進み現在は知床などの道東方面にわずかながら(120羽程)生息しているだけで
1971年に国の天然記念物に指定される
1993年に国内希少野生動植物種に指定される

日本で最大のフクロウなのです。

そんな希少種を見ることができる場所が、羅臼と養老牛温泉にあります。 各施設のホームページにも載っているため有名なのです。

事前に情報を調べ、どちらに行こうか選択します。

ちなみにどちらもフラッシュは厳禁です。これは守ってほしいですね。

一番有名で人気があるのは



羅臼
川沿いにある生簀にシマフクロウがやってくる

☆良い点
照明が非常に明るくフラッシュ禁止でも動きのある写真が撮れる可能性がある。
1番高確率でシマフクロウが来る。
食事がおいしいらしい。
宿泊費が安い7、8千円くらい。

★気乗りしない点
自家用車からの撮影もしくは用意されたマイクロバスの中から撮影し、場所取りは早いもの順で宿の指示に従う。
非常に人気があるため、場合によって部屋は相部屋や雑魚寝になる可能性あり。ちょっと宿が古そう
お風呂はないため近くの温泉に入りに行く。



養老牛温泉
「湯宿だいいち」
宿にある生簀にシマフクロウがくる

☆良い点
食事がおいしいらしい。
ホームページをみてもらえばわかりますが非常に綺麗で豪華なお宿。
多種多様の温泉あり

★気乗りしない点
照明のあかるさがよくわからない。
ロビーや食堂から見る。
窓越しの撮影になるため、写真をとるにはあまり適していない。(それでも綺麗に撮っている方もいます)
ここにあげた3つの場所の中で一番シマフクロウがくる確率が低い(野生ですのしかたがないかも)。
宿泊費が高い13.800円~



養老牛温泉
「藤や」
2002年の9月頃から旅館の生簀の魚を食べに来るようになった。
釣りバカ日誌ファイナルの撮影場所

☆良い点
食事がおいしいらしい。
「湯宿だいいち」ほどではないが、綺麗なお宿。
内風呂、露天風呂の温泉あり。
新館に泊まれば、部屋の窓から目の前の生簀にくるシマフクロウが観察できる(最新の注意を払って窓を開けることも可能)。
事前にフロントに言っておけば、シマフクロウが飛来したら電話で知らせてくれるサービスがある。
各部屋に生簀を映したモニターがあり、随時チェックできる。(その間テレビは見ることができない)
場合によっては明け方までシマフクロウがいるため少し明るくなってきたころに撮影できる可能性あり。

★気乗りしない点
照明が暗く、動きのある写真を撮るには厳しい。
宿泊費が高い。(新館ですと14.800円くらい)
シマフクロウが来る確率は高いが、羅臼ほどではない。
シマフクロウ目当ての客はさほど多くないため、コンデジで撮影しフラッシュを使う人や、興奮して部屋で騒いでしまう人がいる場合有(鳥に対しての知識が無いため仕方がないことかもしれません)

以上のことを踏まえて吟味します。

今回は写真を撮りたいため「湯宿だいいち」は却下。
綺麗な写真を撮りたいため羅臼が第一候補にあがるも、ずっと車で待機するのも疲れる。
ましてや可能性は低いのでしょうが相部屋や雑魚寝などもってのほか。お風呂が無いことから、疲れがたまるんじゃないかと心配になる。
そうすると、部屋でゴロゴロしながらシマフクロウを待てるお宿「藤や」がいいんではないかと。
万が一寝てしまっても電話で起こしてもらえるらしいですし。綺麗な写真は撮りたいがプロではないのでそこそこ撮れればいいってことで、今回は「藤や」にしました。
毎日シマフクロウが来てくれる訳ではありませんので念を押して2箔することに。
値段はそこそこしますが、おいしい料理に温泉、部屋からシマフクロウ。この条件なら安いと思います。



夕方に到着し、チェックインです。
養老牛温泉は大自然のなかに宿泊宿が3つあり、宿の近くには林道、滝もある素晴らしいところでした。
近くの川では釣りも可能。
館内には多くのシマフクロウの写真!フロントにはシマフクロウの大きな羽などが飾ってあり気分が高まります。
部屋に案内されると、生簀の真正面にあるお部屋に案内されました。新館ですとどこからでも生簀が見えるのですがちょっと嬉しかったです。距離は10メートルくらいでしょうか、近いので望遠は不要で300mmくらいのレンズで十分だと思います。

夕飯までは時間がありますので、それまで温泉にいきます。
川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は最高です。 
宿泊客も数組いらっしゃったのですが、シマフクロウ目当ての人は私たちの他に1組の夫婦だけ。しかもその方はバーダーではなく、旦那さんは天文学が専門のとんでもなく偉いお方でした。後日天体の写真を送ってくださったんですが口をあんぐりするぐらい立派なお写真。調べましたところ、某超有名大学の教授で世界で活躍されている天文学者さんでありました。すごく楽しいお話ができました!またどこかでお会いしたいです。

19時から夕飯です、夕食場所は前面がガラス張りで生簀のある庭が一望できます。
運が良いとシマフクロウを見ながら食事ができるそうです。
もしシマフクロウがきましたら鳥見の方は食事どころではなくなることでしょう。

運よく(悪く)シマフクロウは現れずおいしい食事を堪能することができました。
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ちなみに生簀のある庭はこんな感じ
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部屋は
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私たちは三脚を使用しませんのでいつも手持ちです。
しかし今回は夜間の撮影となり三脚必須です。
にもかかわらず、三脚を買うことをせず、写真のように窓辺に机などを移動させ撮影に臨みます。
高さの調節などはガイドブックなどそこらへんのものを組み合わせて調節します。
はっきり言って安定しません。しかし、手持ちに比べたらはるかにましでしょう。
出来ることなら三脚を使用することをお勧めします。

部屋から見た生簀
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日中はキツネやカラスから魚を守るためネットがしてあります。

食事も終わり、部屋の電気を暗くしてお菓子を食べながらシマフクロウを待つことに。
ものすごく贅沢な時間です。
万が一のことを考え、フロントにサービスコールをお願いしました。すると0時まででしたらいいですよとの回答。
なんだ、夜中もやってくれないんだとがっかり。しかし実は夜中であろうと明け方であろう電話してくれることがのちに判明。聞き間違えたのかな?

翌日は早朝から根室に移動し落石ネイチャークルーズが待っていますので、宿を5時半にでないとなりません。
ですの少しでも寝ておきたいため21時に就寝。部屋にある生簀モニターはつけっぱなしです。

ウトウトしてすぐ部屋の電話がなります。
すぐにフロントに来てくださいと。

何事かと向かうと、宿の外にある電柱にシマフクロウが番で来ていますとのこと。

なに~!?

急いで双眼鏡とカメラを持ってきます。

鳥見をする中ではさほど大きなレンズではないのですが、他の一般客からは驚きの声。ちょっと恥ずかしい。

電柱を見上げると小雨のなか、大きな塊が電柱の中腹と天辺にいるのがわかります。

しかし街灯の明かりだけ、距離も遠いことから写真は厳しいです。しかも手持ち。

なんとか撮れた写真がこちら。

「シマフクロウ」264種類目

ちなみに相方のKissx7です。高感度がかなり良いです。
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なんとなくフクロウであることがわかります。
これでも皆さんからよく採れましたねと褒められました。私じゃなくて相方がですが・・・

私の7Dではここまで撮れませんでした。腕の差なのかも・・・

しばらく皆さんとシマフクロウを眺め部屋に戻ります。

んでまた床にはいると10時半頃また電話が。
「宿の屋根にシマフクロウがきましたので20分ほどで生簀に行きますので準備してください」
と、ついにこの時が来た!

急いでトイレに行き、カメラの準備です。

慎重に窓を開け気配を消します。

いつくるかドキドキです。

なかなか現れない中30分。

1時間が経ち、1時間半。

まったく来る気配なしです。話が違う!

徹夜でネイチャークルーズは辛すぎるってことで、潔く寝ることにしました。

ただし、アラームを30分置きにセットし、モニターをつけっ放しで仮眠です。

ウトウトしてアラームがなりモニターチャックの繰り返しが続きます。
そんなことを6度ほど繰り返し3時のアラームでモニターをみると、大きな塊が!

このときは心臓が止まるかと思いました。

いた~~~~~!! シマフクロウが佇んでる!!!!

急いで相方を起こします。

相方は一瞬にして飛び起き準備完了です。

私は浴衣を脱ぎ捨てていましたので浴衣を着直し、トイレにいき、コンタクトを装着したりとばたばたです。

もちろん部屋の電気は消したまま。

この間相方は若干イライラしていた様子でした・・・ ごめんよ

なんとかまだ生簀にいてくれています。

カメラをセットし、音を立てずにゆっくり窓を開けます。

シマフクロウがすぐそこにいます。

しかし、暗い。

私の400mmのレンズでは近すぎる。ピントがなかなか合わない。マニュアルに操作に切り替え、ライブビュー画面に切り変え、暗すぎてカメラのスイッチ類がわからないなどと四苦八苦しながらなんとか撮ったのがこちら

EOS 7D+EF400mm F4 DO
SS:1/5
ISO:6400
a0167480_10393951.jpg

うむ、フクロウらしい写真だ!
フクロウは首だけ回転させるためSSが遅いとこんな写真になります。

めげずにもう一枚。
SS:1/4
ISO:6400
a0167480_10445291.jpg

ん、ぶれてます。
生簀の魚を捕ったりしたのですが私が撮れたのはこの2枚だけ。
シマフクロウは15分ほどで飛び去ってしまいました。

相方の
Kissx7+EF70-300mm F4-5.6L IS USM
SS:1/10
ISO:6400
a0167480_1049930.jpg

a0167480_10491760.jpg

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ん? ぶれてはいるものの私の7Dよりいいじゃないか、Kissなのに! 正直悔しかったです。

明日は100-400mmのレンズも使用しよっと。

取りあえず、念願がかない、1時間半ほど眠りにつきました。
これから根室に移動してネイチャークルーズです。
シマフクロウのリベンジはクルーズ後の夜です。

続く。
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by atekichi | 2013-08-25 10:57 | 北海道